ブナシメジの豆知識

 

ブナシメジの歴史

 

 

しめじには、いくつかの種類があります。 

 

 

例えば、栽培が難しいため、希少価値が高いホンシメジ。昔は、ヒラタケのこともシメジと呼んでいたそうです。 

 

 

現在、広く流通していて、私たちが口にしているのは、ブナシメジという銘柄のキノコとなっています。 

 

 

ブナシメジの多くは人工栽培品です。人工栽培のため、年間を通して出回っています。 

 

 

あえて旬を定義するなら、9月から11月となります。 

 

 

本格的な栽培が始まったのは、1970年代頃。元々は、苦味などの癖があるキノコだったものの、人工栽培によって、改善されたとのことです。 

 

 

福岡県は、シメジの収穫量が全国で第3位となっています。 

 

 

なお、湿地に生えることから、漢字では「湿地」と書くことも。(または、占地・占沼) 

 

 

ぶなしめじの効果効能

 

 

ブナシメジの特徴としては、食物繊維が多く、カロリーが低いということが挙げられます。

 

 

カロリーが低いため、ダイエット中の人や、筋トレなどで体脂肪を落としたい人に、向いている食材だと言えます。 

 

 

食物繊維には、脂肪の吸収を抑える働きがあります。 

 

 

また、便秘の改善にも効果があります。 

 

 

その他の注目すべき栄養素としては、ビタミンDやリジンなどです。 

 

 

ビタミンDは、カルシウムの吸収に関わる重要なビタミンです。 

 

 

女性が肌を露出できない宗教の国では、骨粗鬆症が多いことが報告されています。 

 

 

これは、ビタミンDが太陽の光を浴びることによって作られるビタミンだからです。 

 

リジンは、必須アミノ酸と呼ばれる成分です。 必須と呼ばれる理由は、体内では作れず、食品から摂る必要があるからです。 

 

 

また、リジンは旨味の成分でもあります。 

 

 

だんだんと涼しくなってくる秋の季節は、シメジ料理を積極的に取り入れていきましょう。