私たちにとっての経世済民(世のため人のため)活動
それは、『生ごみリサイクル元気野菜づくり』です。
私たちは、2005年から『生ごみリサイクル元気野菜づくり』に取り組んでいます。
そして、この『生ごみリサイクル元気野菜づくり』に取り組み始めた動機は二つあります。
この二つの動機が、おなか元気ぐるーぷの経世済民活動の基本となっています。
*経世済民・・・実は「経済」という言葉はここから来ています。
『生ごみリサイクル元気野菜づくり』に取り組み始めた動機(1)
ひとつは20年ほど前になりますが、久留米市ではごみの最終処分場建設で地元住民と行政が大きく衝突していました。
実力行使しようとする行政に対して地元住民は激しく抵抗しました。
結局、最終処分場は出来上がるのですが、「本当の当事者は、私たちごみを出している市民ではないか。飲食店経営をしている自分が真の当事者ではないか」との思い、申し訳なさがずっと心の中に芽生えていました。
『生ごみリサイクル元気野菜づくり』に取り組み始めた動機(2)
もうひとつは、「経営人間学」という経営哲学の勉強会との出逢いでした。
その経営哲学の四番目、「経営とは、最も醜い力を最も美しい価値に転換させることである」というものがあります。
この『生ごみリサイクル元気野菜づくり』はまさしく、「醜いものを価値にしていく取り組みであり、私たちがこの久留米の地で飲食業を営ませて頂いている意味を見出せる取り組みである」と確信しました。
私自身も農家の長男に生まれ、縁あって久留米で飲食業を創業したことも一気に繋がりました。
そういうわけで、『生ごみリサイクル元気野菜づくり』に長年取り組んではいますが、まだまだ事業としては厳しく、何とか飲食業で支えているのが現状です。
しかし、私たちに出来る経世済民は、この取り組みが基本になっていると思っております。
何度も「止めようか」とスタッフとも相談しましたが、「社長、やりましょう!!! やってください、これがわが社です」と言ってくれました。
ありがたい、本当にありがたいスタッフに守られて、この活動は続けていけています。
そして、支えて頂いているお客様、みなさま、ありがとうございます。(感謝)
ミッション
おなか元氣活動を通して、一人ひとりの自己実現に貢献する
経営信条
1.経世済民の高い志しを実行に移す。
2.人間の究極の理想と目的を、実業の現場で実現する。
3.人間の持つ無限に深い可能性に、確信の信を置き、価値の創造に努める。
4.人間の持つ最も醜い力を、最も美しい価値に転換する。
5.いかなる絶望的な境遇にあっても、その中からつねに智恵と力と勇気を奮い起こす。
経営理念/おかげさまです思考
1.全体を生かし、部分を活かす。
2.「無知の知」を知る。
3.問題は価値を生む源泉である。
※参考動画「自己実現のための3つのポイント」(第1回/第2回/第3回/資料)
おなか元氣活動のコンセプト
「おなか元氣基準マップ」(2つの改善&5つのステップ)
統合人間学、統合マネジメントへの思い(マネジメントをもっと身近に!)
私、白仁田裕二は26才で創業した後、経営者として、ビジネスマンとして、人として、多くの間違いを犯してきました。事業の無目的、間違った経営戦略、マネジメントの欠如、経営陣間の不信など、事業経営における重要な点での間違いでした。
この体験を通して、自分自身の未熟さを痛感し、経営理念、経営信条、事業のミッション、事業の定義、などを確立してきました。その基盤となるものが「統合人間学(経営人間学)」であり、「統合マネジメント」でありました。
統合人間学とは「自己実現、信頼関係の構築」の基盤となるものです。また統合マネジメントは、ドラッカーのマネジメントを基本とし「事業のマネジメント、組織のマネジメント、セルフマネジメント」の領域で構成されています。それぞれ社会一般にはまだまだ広まっておりませんが、一人ひとりの人生にとって重要なテーマとなるものと思っております。
僭越ではありますが、ここで紹介させていただきますのは、私と同じ間違いを犯している経営者、ビジネスマン、社会人が多い現状を鑑みてのことであります。私共の活動が、少しでも、社会、皆様の事業、人生にお役に立てればと祈念いたします。
おなか元気ぐるーぷ
代表 白仁田裕二
統合マネジメントチャンネルのご案内
YouTube番組「統合マネジメントチャンネル」はこちらからご覧ください。
①マネジメントの領域
ⅰ)事業のマネジメント(使命、事業の定義、ビジョン、戦略、社会の動きなど)
ⅱ)組織のマネジメント(8つの目標など)
ⅲ)自分のマネジメント(仕事のできる人の条件)
②マネジメントを習得する(自転車に乗れるようになる、泳げるようになる)
ⅰ)共感したものから試してみる(小さく試す・仮説を立てて検証していく)
ⅱ)マネジメントの大枠を捉えるよう意識して、実践では個々のテーマを試行してみる(マネジメントまんだら図参照)(マネジメントまんだら図についての解説動画)
ⅲ)社会の潮流と自分達の位置を確かめながら、使命・役割を果たしていく