ピーマンの豆知識
●ピーマンの歴史
ピーマンは、唐辛子の一種で、ナス科に属しています。
原産地は中南米。16 世紀頃、ポルトガル人が日本に持ち込んだのだと言われています。
ピーマンと言えば「苦い」、というイメージが非常に強い野菜です。
しかし、最近のピーマンは、苦味が少なく、食べやすくなっています。
ピーマンが苦くなくなったのは、品種改 良の成果なのだそうです。
ピーマンの緑色は未完熟の証。緑のピーマンが完熟になると、赤い色になります。いわゆる赤ピーマンです。
九州地方では、宮崎県や鹿児島県で、ピーマンの栽培が盛んだとされています。
●ピーマンの効果効能
ピーマンの栄養成分で特に注目したいのが、ビタミン C です。
なんと、トマトの約 5 倍のビタミン C が含まれているのだとか。
しかも、ビタミン C は熱に弱いのが一般的なのですが、ピーマンのビタミン C は熱に強い。
ピーマンに含まれるポリフェノール(ビタミンP)の効果で、ビタミン C の消失が防がれているのだそうです。
その他にも、ピーマンには、ビタミンAや、ビタミンEも豊富に含まれています。
ビタミンA・C・Eは、いずれも、肌トラブルの解消に効果を発揮するビタミン類です。
夏場は、非常に強い紫外線のダメージで、肌が損傷しがちな季節。
ピーマンを積極的に食べることで、肌トラブルを未然に防ぐのが理想的だと言えます。