カボチャの豆知識
●カボチャの歴史
カボチャは、ウリ科に属する一年生植物です。
ポルトガル船が日本に来た時に、伝えられたとされています。
現在の日本で多く栽培されているのは、西洋かぼちゃという品種。
カボチャは、野菜の中でも強い部類で、栽培がしやすいと言われています。
ただし、日陰での栽培には向きませ ん。
カボチャの生産量が多い国は、主に中国など。
日本の九州地方では、鹿児島県や宮崎県での収穫量が多いようです。
●カボチャの効果効能
カボチャは、緑黄色野菜です。
ビタミンや β カロチンが豊富に含まれています。
β カロチンは、体内でビタミン A に変換されます。
ビタミン類で注目すべきなのは、ビタミン A、ビタミンE、ビタミン C です。
いずれも肌の健康を保つ働きがあるため、アンチエイジング効果が期待できます。また、風邪予防にも効果があります。
食物繊維も豊富で、便秘解消の効果も期待されます。
カボチャは、種にも健康成分が豊富。
酸化に強い油であるオレイン酸、必須脂肪酸である α-リノレン酸などが含まれています。
ただし、種のように固い食材は、基本的に消化が悪いです。食べ過ぎると悪影響のほうが大きくなってしまいま す。
食べ過ぎに注意し、一日 10 粒程度にしておくのがベターだと言えるでしょう。